さて、今宵のお話はパーマのこと。

ジム・ジャームッシュ監督の映画とは無関係です。

でもパーマネント・ヴァケーションは好き。久しぶりに観たいな。

 

みなさん知っての通りパーマとは髪の毛にかけるものですね。

もう少し上の方はあてるというのでしょうか。

 

おれはパーマが大好きです。いつもくるくるしてたいです。

パーマをかけ始めたのは18才からでしょうか。

かれこれ12年ものです。

高校を卒業したら、みんな髪を染めるじゃない。

通っていた田舎の高校は髪染めはもちろんパーマも禁止ですよ。

余談だけど制服の下に色のついた、例えば真っ赤なTシャツを着るとかも禁止だったのよ。あと爪ちゃんと切るとか。

だから高校を卒業したら禁止されてた髪にしたりする。

大半が茶髪にするんだよね。

でも茶髪にするのはどうも憧れはなく、とにかくパーマをかけたかったのです。

地毛が直毛のおれはボリュームがほしくてパーマへの道を選んだのです。

髪を染めたのは今まで1度だけ。しっくりこず。

 

思い出したことだけど、

高校時代、クラスのとある女の子が普段大して話しかける訳でもないのに

ある日突然、「ねえ村田くん、シャンプーとリンス何使ってるの?」と聞くわけさ。

「へ?」※注1

「なんでそんな髪サラサラしてるの?」

そりゃもちろんシャンプーにこだわりなんてありませんよ。

母親が薬局で買ってきたそのへんのシャンプーですよ。もう風呂場にあったやつだよ。

むしろこのサラサラぺったんこが嫌ですよ。

もう昔すぎてなんて答えたのかさえも覚えていませんが。

「まぁ、TSUBAKIかな?」とでもカッコつけて答えるのが正解だったのかもしれませんね。

 

学生時代パーマをかけられなかったからどうにかしてうねらせたい。

なんだって?貧乏パーマってやつがあるのか!やってみようとやったりもしましたな。

貧乏パーマって全国共通語?寝る前に三つ編みして朝になったらゆるふわパーマ風になるやつ。

三つ編みなんてもちろんしたこともなければ、髪を結ぶゴムもない。

髪だって今ほど長くはない。

キッチンから輪ゴムをこっそり持ってきてね、やったんだろうな。輪ゴムだから解くときいてぇのさ。

当時の自分に言ってあげたい。何してんの、気持ち悪いよ。と。

でもなんか学生時代とかみんなそんなんあるでしょう?笑

 

こんだけ続けてると時々、それ天パなの?と聞かれることがあるのだけど、そりゃもう褒め言葉です。

だっておれのパーマは人工。でもそうやって聞かれるのは、天然物に見えているんだもん。

でも天パの人は髪の毛が嫌だってよく聞く。

無い物ねだりなのかなぁ。“隣の髪は巻けて見える”というやつでしょうか。

 

自分では気に入ってるんだけど、他にもいいって言ってくれる人がいるのね。

誰だと思う?

そう、おばちゃん。

おばちゃん受けが非常に良い。なんでや。まぁ嫌じゃないけど、なんでや。

最新だとドギーでよく飯を食べに行く、台湾料理屋のおばちゃん。

メニュー見てたら突然髪を触るからなんだと思ったら、

おばちゃんもかけたけどうまくかからないんだって。

へぇーだよね。おばちゃんありがとう。

 

という訳で今回はそんなとあるパーマのお話でした。

今回もまたどうでもいいお話でございましたね。

ドギーパドルパーマ族のひとり、中村虎太朗とのコンビニミラクルおもしろ話もあって、

途中まで書いたんだけど伝わりにくそうだから消しちゃった。

気になる方は現場で聞いてね。結構面白いよ。

 

好きなものはなんでも、いつまでも好きでいたいね。

おしまい。

 


 

※注1 へ?という言葉は当時実際には発していないが文章を書く上での感情表現である