【横道たかし生誕祭レコ発企画〜原点開示〜】

終了しました!『無事に』とは言えないけど演奏時間を短くすることでなんとか中止せずに執り行えました。

 

たくさん当日キャンセルをいただいてしまいましたが、台風はしょうがない。僕の運がないのが悪い。

 

演奏時間が短くなるということは、お客さんからしたら損でしかないし、出演者からしたらせっかく考えてきたセトリや練習してきた曲ができなくなるってことです。本当に残念なことです。

 

もちろん時間内に出来る限りのことはやったと思ってます、それでももっとすごいことやれたんだよ〜って気持ちはどうしてもあります。長い時間見てほしかったし、オレも見たかった。

 

遠方の出演者もいるので、すぐにとは言えませんが、振替公演をやらせてください。幸いみんな、またやりたいとは言っていただけたので。

 

手売りチケットを購入しておきながら天候によって来れなかった方は、念のため保管していただくようにお願いいたします。何かしらの救済措置を考えたいと思っています。

 

今回、1人で作詞作曲、コーラスアレンジ、CD制作、イベント企画して痛感しました。様々な面でバンドメンバーに自分が任せっぱなしにしてた部分を。(唯一イベント企画だけは慣れてるんですけど。)

 

特に僕はパソコン関係が本当に弱いので、フライヤーデザインもまともにしたことないし、歌詞カード作る段階で「え、Macってワードないの?」っていう、もはや制作するより前のところでつまづきました。技術力がほとんどおじいちゃんレベル。

 

理想はレコーディングも自分でやるつもりだったんですけど早い段階で諦めました。アイフォンで録る方法しかわからなかった。

 

何もできないんですよ本当に。

 

自分の周りにはたくさんすごい人たちがいて、そういう人たちと関わってることを本来なら誇りに思うべきなんだろうけど、誇りに思うより先に、自分がいたたまれなくてその場から逃げてしまうどうしようもない悪癖があります。

 

そんな感覚が何年も続いて、いよいよ逃げ場もなくなって、ついには1人でも何かやれるってことを自分自身に証明できないともうこの世界にいられないなって思うところまでこじらせてきちゃって。今回の企画は完全にエゴだけど、そういう自己啓発的な意味合いもありました。

 

要するにこれからも音楽を続けていく上で自信がほしかった。

 

まぁ大自然に邪魔されて、結果的にはちょっとうやむやになっちゃったんだけど

 

でも来てくれた人に楽しかったって言ってもらえたことが全てだと思ってます。

 

僕が音楽をやる理由はお客さんのためじゃないんだけど、ここまで音楽を続けられた理由はお客さんのおかげだって、あの日改めて感じました。

 

僕はこれからもみなさんのために音楽をやることはないですが、みなさんのおかげでここまでやってこれました。本当にありがとうございます。

 

こんなにありがたくないであろう感謝の仕方しかできなくてごめんなさいと思いつつ、一生この感覚で活動し続けたいなと思ってます。

 

そんな世界一応援しがいのない存在ですが、31歳の1年もよろしくお願いいたします。

 

写真・衣装(シャツ製作)ナツミホシ